1998.12.8

頭のモデリング
 メタセコイアという期待のモデリングソフトを使ってやってみたいと思います。
 O.Mizno氏が制作した画期的な凄いソフトです。詳しい情報はこちらまで


●メタボールをつかった顔制作モデリング
・メタセコイアを起動します。
・ファイルから「入門モード」のチェックをはずします。
・つぎに画面左側のコマンドパネルから「粘土」をクリックします。粘土パネルがあらわれます。
  
・表示パネルの「GL」を押します。
・ファンクションキーのF1,F2,F3が前面,上面,側面へ視点切り替えができます。
・F1を押して,を選択して配置します。マウスクリックは1回だけです。でないといくつも配置してしまいます。注意しましょう。

詳細設定を押して,最小の球を選択します。大きさを150,150,150と入力します。濃度は1です。

・もう一つ顎の部分になるようにを配置します。つぎに移動ボタンを押し,細かい位置調整をします。リアルタイムで伸びたり融合したりします。(一部で気持ち悪いという生理的に受け付けない人には申し訳ない。これが良いんだけど。) 

・鼻を円錐で作ります。詳細設定では大きさを40,40,40と入力します。回転を使って調整します。
回転はマウスの上下,左右,または左ボタンを押しながら右ボタンも押してドラッグなどで回転の軸が変わります。ある程度試行錯誤していると慣れてきます。

・耳は適当な大きさでドーナツ型を使いましょう。

・最後に目と口の部分を丸い箱で調整します。詳細設定ではまず,濃度を−1にします。これはメタボールが反発した状態で周辺にへこみをつくることができます。大きさを目は50,50,50。
口は40,30,40としましょう。




表示パネル
「簡」を押すと表示が変わります。「前」を押すと奥のワイヤーは隠れます。

側面から見た図です。
ここまでで,各物体を移動,回転,複製しながらつくっていきます。途中までつくったら保存をしましょう。

調整が終わったら,ポリゴン化します。 
格子の間隔を10から15くらいでやってみましょう。
別名で保存しておきましょう。大きな変更をする際の基本形になります。

●まとめ

・さて,かなり乱雑に書いていますがメタセコイアはポリゴン化したあとは頂点や辺,面を選択して細かいところを調整していきます。
 
移動Vを使って行うことが多くなります。画面を切り替えて視点を変えながら納得いくモデリングに精進しましょう。

●SoftF/Xにモデルを出力
「ファイル」の「名前をつけて保存」でファイルの種類をSoftF/X Model (*.sce)を選びます。
ファイル名を入力しOKすると次の画面が出てきます。拡大率を250くらいにしておきましょう。
・もしSoftF/Xで読み込んだモデルが大きすぎたり小さすぎた場合はSoftF/Xモデラーのスケールツールで調整してください。