Sculpt 3D 講座
3Dは奥が深いです。試行錯誤の中でいろいろな発見があります。これからSculpt 3Dを使う人のために、Sculpt 3Dを使ってリアルな表現を追求したい人のために、援助できればと思います。自分の勉強もかねて制作しています。
第1回(1997年7月28日作成)
◆CGを構成する要素
Sculpt
3DではCGを構成する要素として以下のようなものがあげられます。
形状 ,オブジェクト(Object ) |
登場する人や物、地形などモデリングした対象 |
注視点,ターゲット(Target) |
カメラはいつもこのTargetの方向を向いています。 |
カメラ (Observer) |
位置、向き、画角 |
質感,テクスチャー(Texture) |
絶品!、バラエティーとんだ設定ができます。 |
照明,ライト(Light) |
点光源、スポットライト、太陽光(緯度、経度、日時で設定できる) |
空、地面,Sky,Ground |
環境光の設定など奥が深いです。 |
制作手順は
モデリング→サーフェイス設定(形状の表面、色とかテクスチャーとか)→環境設定→レンダリングとなります。当然こまめに保存することが大切です。何が起こるかわからない3Dの世界、だから根性が入るのかも・・・
◆フィレットを作る(1) 角を丸める方法
手順・見通し
直方体をつくります。
寸法ですが、縦・横・高さともに40cmとしましょう。角の丸みは半径5cmです。
1.半球を作成し、1/4に切ります。ギザギザになっている部分を選択します。 |
2.カーソルを端にあて、「スケール(Resize)」に0を入力しそろえる。 |
3.端を選択し、「押し出し(Extrude)」と「ミラー反転(Reflect) 」で作成していく。 |
4.「面を埋める(Fill)」を使って面をつくったり、「ミラー反転(Reflect) 」で完成します。 |
5.点と点が重なって表面に黒いゴミが出ることがあります。この場合溶接(Weld)を使って1つの点にします。状況ダイアログを見ながら探していきます。 |
ちょっと余談 左の図はShadeでつくったデータをDXFで持ってきたものです。 ただし、Shade側でExportの際、3Dfaceをオンにしてください。 ポリゴン数(Face) はあわせて5684です。 スポットライトをあてました。 ライトの設定については後で説明します。
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第2回へつづく...