<< AreaLightを使う 戻る メタセコイアからRenderMan形式へ >>

OBJをAyamに読み込む。

メタセコイア(シェアウェア版)では,OBJの出力ができる。これを使ってAyamへインポートし,3Delightでレンダリングしてみた。

注意点としては,スケールに要注意だ。Ayamに読み込んでから,TransformのScaleを0.01にし,その後texmapでマップを割り当てたがうまくいかない。モデルが持っているUV情報がずれてしまうようだ。

だから,やり方としては,
1.メタセコイアでOBJ出力する際にスケールは0.01にしておく。
2.AyamのOBJプラグインで読み込む際ScaleFactorを0.01にしておく。
いずれかを使うと良い。

・またメタセコイア側できちんとオブジェクト分けを行っておくことも大切だ。その際,名称は英数字がよいかな。そしてマテリアル設定でマッピングをしておくこと。きちんとUV情報を保持しておくことが大切。

・3Delight用にマップファイルをTiff形式に変換しておく。
続いて,レンダリングが早くなるtdl形式に変換。

C:\ayam13\meka>tdlmake -mode periodic 00tex_master.tif 00tex_master.tdl

-mode periodicはテクスチャを繰り返すモード。
・作成したtdlファイルは同じディレクトリに置いておく。

1. Ayamを起動。Load pluginでobjio.dllを読み込む。
2. File>importでobjを選択。
3. 読み込んだ後,モデルが大きい場合は,モデルを削除し,もう一度読み込み,ダイアログのScaleFactorを0.01に調整する。OKする。
4. PolyMeshを選択し,新規でMaterialをmat1という名前にして,Paintedplastic,texmap,supertexmapなどのシェーダを指定する。
5. Lightを設定しShadowMapを設定し出力する。
6. Renderでレンダリングする。

■AyamはRIBのインポートもできるSiloで出力したRIBも調整できる。ただし,Siloで出力したMaterialがわからない。再度Ayamで設定しなおす必要がある。メタセコイアでもOBJで出してMaterialは再設定ということだから,どちらも同じかな。

meka.jpg
  • -
  • -

<< AreaLightを使う 戻る メタセコイアからRenderMan形式へ >>