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シャドーマップのモアレ

VIDI Presenter3Dから出力したRIBをMacRenderManを使わないで、ネットワーク共有で、Windowsに持っていく。Pythonを使って文字変換してから、Airでレンダリングした。シャドーマップは4096。Airは、shadowspotを持っていなかったので、実践CGの誘い(いざない)のサンプルをRCshadowspotと名付けて、コンパイルする。

air -d model2.RIB
すると、モアレが出て困った。
model1_moare.jpg
いろいろとPrmanと比較してわかったのは、コマンドラインでのオプションとして-dとディスプレイ表示していたのが原因だった。
よって、以下のように

air model2.rib
とやれば良い。
model2.jpg
良かった。良かった。後、Windowsの改行コード(CR+LF)に変換しておかないとAirではレンダリングできません。

以下エラーでましたが、レンダリングはできました。
WARNING: "model2.RIB" (14) Incorrect parameters: CropWindow
WARNING: "model2.RIB" (37) Program limit: Bucket width increased for large image
width
Rendering "ShadowMap.zfile2" 4096x4096 z, float
WARNING: "model2.RIB" (77) Bad parameter list: st Parameter length mismatch - 8
found, 20 expected
WARNING: "model2.RIB" (88) Bad parameter list: st Parameter length mismatch - 8
found, 20 expected
WARNING: "model2.RIB" (99) Bad parameter list: st Parameter length mismatch - 8
found, 20 expected
WARNING: "model2.RIB" (110) Bad parameter list: st Parameter length mismatch - 8
found, 20 expected
WARNING: "model2.RIB" (121) Bad parameter list: st Parameter length mismatch - 8
found, 20 expected
WARNING: "model2.RIB" (132) Bad parameter list: st Parameter length mismatch - 8
found, 20 expected
99% complete | 0:00:08 elapsed | 1.69 M in use, 1.76 M peak
100% complete | 0:00:08 elapsed | 487 K in use, 1.76 M peak
Rendering "model2.tif" 320x240 rgba
WARNING: "model2.RIB" (362) Bad parameter list: st Parameter length mismatch - 8
found, 20 expected
WARNING: "model2.RIB" (373) Bad parameter list: st Parameter length mismatch - 8
found, 20 expected
WARNING: "model2.RIB" (384) Bad parameter list: st Parameter length mismatch - 8
found, 20 expected
WARNING: "model2.RIB" (395) Bad parameter list: st Parameter length mismatch - 8
found, 20 expected
WARNING: "model2.RIB" (406) Bad parameter list: st Parameter length mismatch - 8
found, 20 expected
WARNING: "model2.RIB" (417) Bad parameter list: st Parameter length mismatch - 8
found, 20 expected
100% complete | 0:00:01 elapsed | 8.59 M in use, 67.5 M peak

参考までにRIBは、 続きを読む>>
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確認練習Presenter3D

MacOS8.6でPresenter3Dを触る。古いソフトだけに、画像の上書きとなるとRIB書き出しがうまく反映されないみたい。画像の保存ファイル名を変えるとRIB生成してくれる。
・モデラーproで簡単な球体と立方体と地面を配置。
・アニメータproで読み込み、RenderManでレンダリング。
・影の生成はOK
test_scene.jpg
しかしながら、シャドーマップサイズが低いのと、サーフェスに色をつけていないので、つけて、サイズをFine(512)にした。
test_scene2.jpg

test_scene3.jpg

コツコツ、少しずつですね。ありがとうございます。
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Modelの反映

3DMFを変換して、Presenter3Dのモデラーproにインポートした。
グループの階層が深いので、削除してみる。
その後、アニメータで読み込み、色を変更。なぜか透明なモデルになってしまう。
MacRenderManの問題と思われます。
red.jpg
Windowsに持って行き、Sitex Airでレンダリング。
red.0000.jpg
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MacRenderManからアニメーション出力試行

MacRenderManとPresenter3Dでアニメーション作り。RIBを出力し、WindowsでRIBを、Sitex Airでレンダリングし、MOV形式に変換した。シャドーマップがいまひとつ、再検討しなければならない。
アニメーションができた


MacRenderManだと、半透明・・・
city022.JPG

まだまだ手順を検討したいところです。課題ですね。
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MacRenderManからSitex Airへ

シャドーマップがおかしかったのは、Perspective "orthographic"を
Python使って
Projection "perspective" "fov" 26.7003
に置き換えた。
アニメーションができた

airでの連番ファイルのレンダリングは、
air -frames 0 30 city2.#4f.RIB
で実行できた。

GeneralPolygon [10] "P" [-4.58333 8.33333 4.58333
    4.58333 8.33333 4.58333
    4.58333 8.33333 -4.58333
    -4.58333 8.33333 -4.58333
    -4.58333 8.33333 4.58333
    -4.16667 8.33333 4.16667
    -4.16667 8.33333 -4.16667
    4.16667 8.33333 -4.16667
    4.16667 8.33333 4.16667
    -4.16667 8.33333 4.16667]
    "st" [0 0 1 0 1 1 0 1]

この部分でレンダリングエラー。"st" [0 0 1 0 1 1 0 1]
を削除することにした。

後はPython使って整形しなおす。
無事、レンダリングできた。
city.0015.jpg
RenderMan日々勉強です。ありがとうございます。
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ネットワークレンダリング Air

Airでvoluntairと、vortexを利用して試みた。

一番速いマシンをメインにして、ほかのマシンはvoluntairを起動しておく。フルに使うためにスレッド数を設定しておく。
voluntair -threads 4
共有フォルダでない場合は、各マシンに同じフォルダとファイルを設定しておくこと。当然Sitex AIRは台数分必要。

メインマシンでvortexを起動、レンダリングが始まり、速い。
C:\RIB>vortex -threads 12 Milk.rib
Vortex 1.08 - (c) 2003-9 SiTex Graphics, Inc.
Starting local worker: air -vhost hp-PC:47351 -threads 12
AIR 9.25, Windows 32-bit
Rendering "milk.tif" 640x480 rgba, 16-bit
100% complete | 0:00:12 elapsed | 83.0 M peak | 3 workers peak

それぞれのローカルは、
Starting local worker : air -vhost 192.168.0.3:47351 -threads 4
と動いていた。ネックはone passのみ。
World block1つでつくっておかなければならない。

よってcgkitだと、シャドーマップ生成でWorld blockが2つだから、ちょっと難しいか。検討します。
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SiTex Air + Darktree

Darktreeのシェーダを利用したいので、
RIBのシーンをLilyEightで作ろうとしたら、Windows7 pro 64bitでは落ちてしまった。仕方ないので、hamapatch preview版で、シーンづくり、メタセコイアやobjのインポートができるから、良いのですが、既にダウンロードサイトは閉じてしまいました。
各オブジェクトごとに分けて、RIB出力したら、名前は単に#hogeとなっているだけで、

Attribute "identifier" "name" "hoge"

を入れておかないといけない。RIBをエディタで調整。

    C:\Program Files\AIR\viztools\darktreeに*.dstsファイルを入れておきます。

    SiTex AirのAirSpaceを起動し、RIBを開く。

    ライトを追加し、調整

    Browserからシェーダを開いて、オブジェクトに割り当てる。

    後はレンダリング

kyu_material1.jpg
kyu_material3.jpgkyu_material4.jpg
dts.013.jpg

DarkTreeほしいです。
さらに勉強ですね。ありがとうございます。
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Air Space

Sitex Air付属のGUIツール。objとRIBのインポートができる。RIB内のカメラ固定を外すには、カメラを削除して、新たにPerspectiveを追加する。
インタラクティブにRenderingしてくれるIPRは確認に便利です。

難点は、独自のRIBに近いファイル構成でプロジェクト(prj)として出力されるので、これはこれで、閉じた使い方ができる。RIBの出力ができればですが、よくわからない。

原点中心のアニメーション(Turntable)や、複数カメラを設けて、ウォークスルーアニメーションの設定ができるから、ちょっとしたRenderingであれば、十分でしょう。
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面法線と頂点法線 その2 RIB出力

ということで、変換したRIBは以下のとおり、
ちょっとだけ、3Delightでエラー表示が出ますが、レンダリングはできます。


##RenderMan RIB-Structure 1.0
version 3.03
Format 512 300 1
PixelSamples 3 3
ShadingRate 1
Display "image.tif" "file" "rgb"
Projection "perspective" "fov" 5.963
ConcatTransform [
0.423401210556 -0.592993260602 -0.684901750458 0
0 0.756010361246 -0.654559648686 0
-0.905942280115 -0.277141347635 -0.320095702145 0
-4.13227435274e-005 5.57033550876e-005 1499.99997798 1
]

WorldBegin
LightSource "ambientlight" 0 "intensity" [ 0.10 ] "lightcolor" [ 1 1 1 ]
LightSource "distantlight" 1 "intensity" [ 0.80 ] "lightcolor" [ 1 1 1 ] "from" [ -1 1 -1 ] "to" [ 0 0 0 ]
LightSource "distantlight" 2 "intensity" [ 0.45 ] "lightcolor" [ 1 1 1 ] "from" [ 1 1 2.5 ] "to" [ 0 0 0 ]
LightSource "distantlight" 3 "intensity" [ 0.35 ] "lightcolor" [ 1 1 1 ] "from" [ 1 -1 -1 ] "to" [ 0 0 0 ]

AttributeBegin
Attribute "identifier" "name" ["obj1"]
Color [1 0 0]
Surface "plastic"
PointsPolygons [ 3 3 3 3 ] [ 0 1 2 0 2 3 4 5 0 4 0 3 ]
"P" [
50 20 0
50 0 -100
-50 0 -100
-50 20 -0
-50 0 100
50 0 100
]
"N" [ 0 1 0
0 0.980581 -0.196116
0 0.980581 -0.196116
0 1 0
0 0.980581 0.196116
0 0.980581 0.196116 ] "st" [ 1 0 1 1 0 1 1 0 0 1 0 0 0 0 1 0 1 0 0 0 1 0 0 0 ]
AttributeEnd

WorldEnd



image_tif.jpg
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面法線と頂点法線 その3

Sitex Airでレンダリングしたら、
WARNING: "cnv_men_test2.rib" (24) Bad parameter list: st Parameter length mismatch - 24 found, 12 expected

stが長すぎたのでした。
"st" [ 1 0 1 1 0 1 1 0 0 1 0 0 ]
としました。

「RenderManを使いこなしていくためには、先駆者の経験を学び、
決まりごとを覚え、そして理屈で攻める。のが一番の早道です。」
              CTC RenderManの基礎より(2002)
コツコツと勉強していくことでわかってくるし、続けることですね。面白くなってきました。ありがとうございます。
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