Rendering学習日記

日々、3DCGの世界は進歩しています。勉強して理解したことをまとめていきます。RenderMan互換レンダラーやグローバル・イルミネーション。いろんなことに好奇心を持って、面白くなる。目指せShader書き!!
ありがとうございます。

Lightflowインストール

mixiのLightflowコミュで自分が書き込んだ記事を掲載します。::

■Lightflow インストール
まず,Lightflowの本家で配っているPython1.5.1はXPで起動しませんでした。そこで,Pythonの本家でPython1.5.2をダウンロードします。
・Python 1.5.2 installer for Windows (5.0 MB)

http://www.python.org/download/releases/1.5/

・Tcl/Tkモジュールはインストールできなかったので,最初のインストール時にチェックを外してインストールします。
pythoninst2.jpg

C:\Lightflowディレクトリをつくり,ダウンロードしたLightFlowをおきます。

・Python1.5.2はc:\program files\pythonにインストールされているので,この中のDllsフォルダにLightflowPM.dllを置きます。 (Windows7でも動きます。64bitだと、Pythonのインストールと実行先は、C:\Program Files (x86)\Pythonになる。)

・次にWindowsディレクトリのsystemフォルダにLightflow.dllを置きます。

マイコンピュータのアイコンを右クリックし,詳細設定→環境変数を開き,
新規をクリックして,変数名PYTHONPATH 変数値C:\Program files\Pythonを入れます。
path00.jpg
既に別のPythonをインストールしている場合はセミコロンを入れてパスを加えます。

同じように新規で以下のものを加えます。
LIGHTFLOWPATH
path01.jpg

LIGHTFLOW_SE_MEMORYとLIGHTFLOW_VE_MEMORY
path02.jpg

注意!! PATHはすでに書いてあるものを間違って消さないように、一番後ろに追加します。
path03.jpg

まとめると、以下のものを環境変数に加えます。
変数名を正確に入れてください。またコピーして入れる場合など空白スペースが入っていたりします。半角スペース1つ入っているだけで、エラーで動きませんから、注意してください。

変数名            変数値
PYTHONPATH C:\Program files\Python ユーザ環境変数欄に追加
LIGHTFLOWPATH     C:\Lightflow ユーザ環境変数欄に追加
LIGHTFLOW_SE_MEMORY  32000 ユーザ環境変数欄に追加
LIGHTFLOW_VE_MEMORY  32000 ユーザ環境変数欄に追加
PATH         ;%LIGHTFLOWPATH%;%PYTHONPATH% を追加する。システム環境変数

すべて記入したら,OK,OKを押します。

一度,再起動して,

スタート→アクセサリ→コマンドプロンプトを右クリックしてコピーします。

C:\Lightflowディレクトリを開いて,
C:\Lightflow\PM\Examplesフォルダを開き,右クリックして「貼り付け」をします。コマンドプロンプトが作成されます。

このコマンドプロンプトアイコンを右クリックして「プロパティ」を開けます。

作業フォルダの欄にC:\Lightflow\PM\Examplesと入れます。
OKを押します。

コマンドプロンプトアイコンをダブルクリックして,
>"c:\program files\python\python" ball1.py
と打ち込んで,レンダリングが始まれば,できました。

■下記のエラーメッセージの場合
c:\Lightflow\PM\Examples>python ball1.py
Traceback (innermost last):
File "ball1.py", line 3, in ?
from lightflowPM import *
ImportError: No module named lightflowPM

Python1.5.2のc:\program files\pythonのDllsフォルダにLightflowPM.dllをコピーしてください。


レンダリング後にTGA画像が作成されています。

CPUの処理速度が上がった分。速くなりましたね。

閉鎖したサイトにあったものをまとめました。大変役に立ちます。ありがとうございます。
■Lightflow インストール Linuxでのインストール方法
http://rman.sakura.ne.jp/sfx/lf_man/lightflow-install.html
Windows7 64bitにVirtualBox 64bitをインストールし、VirtualBoxの中にDebian6.0.3をインストール、LightFlowをインストールしてみました。
2012年1月9日
http://rman.sakura.ne.jp/sb/log/eid440.html
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最初のNVIDIA Gelatoその1

最初は簡単な球を表示してみましょう。

コマンドプロンプトから、下記のように打つとレンダリングか始まる。
>gelato -iv my_first.pyg


#my_first.pyg
Output ("my_first01.tif", "tiff", "rgb", "camera", "float gain", 1, "float gamma",
1, "string filter", "gaussian", "float[2] filterwidth", (2, 2))
Attribute ("string projection", "perspective")
Attribute ("float fov", 45)
Attribute ("int[2] resolution", (640, 480))
Light ("light1", "ambientlight", "float intensity", 0.1)
Light ("light2", "distantlight", "point from", (1, 1, -1), "point to", (0, 0, 0)
, "float intensity", 1.5)
Translate (0, 0, 10)
World ()
Attribute ("color C", (1, 0, 0))
Shader ("surface", "plastic")
Sphere (3, -3, 3, 360)
Render()

my_first01.jpg
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最初のNVIDIA Gelatoその2

>gelato -iv -threads 4 my_first2.pyg
クアッドCPUで4スレッド使用してレンダリング速い!!
2つの球体をちょっと移動して配置する。
#my_first2.pyg
Output ("my_first02.tif", "tiff", "rgb", "camera", "float gain", 1, "float gamma", 1, "string filter", "gaussian", "float[2] filterwidth", (2, 2))
Attribute ("string projection", "perspective")
Attribute ("float fov", 45)
Attribute ("int[2] resolution", (640, 480))
Light ("light1", "ambientlight", "float intensity", 0.1)
Light ("light2", "distantlight", "point from", (1, 1, -1), "point to", (0, 0, 0)
, "float intensity", 1.5)
Translate (0, 0, 5)
World ()

PushTransform ()
Attribute ("color C", (1, 0, 0))
#Shader ( "surface", "metal","string envname","reflection" )
Shader ("surface", "plastic")
Translate ( 1.2, 0, 0)
Sphere (1, -1, 1, 360)
PopTransform ()

PushTransform ()
Attribute ("color C", (0, 0, 1))
Shader ("surface", "plastic")
Translate ( -1.2, 0, 0)
Sphere (1, -1, 1, 360)
PopTransform ()

Render()

my_first02.jpg
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