Rendering学習日記

日々、3DCGの世界は進歩しています。勉強して理解したことをまとめていきます。RenderMan互換レンダラーやグローバル・イルミネーション。いろんなことに好奇心を持って、面白くなる。目指せShader書き!!
ありがとうございます。

VIDI Presenter3Dでdisplacement

既にVIDIはクローズしていますが、昨日から触っているといろいろとわかって面白いところです。
MacRenderManを使って、ディスプレイスメントのアニメーションも14年前にできていた訳ですから、ちょっと驚きです。
clothシェーダを割り当ててみました。
ドラッグ&ドロップでできてしまう。簡単です。RIB出力していじってみるのも勉強になります。ありがとうございます。
spheretest.JPG
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MacからDisplacement設定

MacOS8.6で動いているPresenter3DからMacRenderManを使ってdisplacementboundの設定をするがうまく反映がされない。以下のようなアーティファクトを回避したいのだが、Presenter3Dでは設定がきいていない。
spheres0.JPG
RIB書き出してみると、
Attribute "displacementbound" "sphere" [0.2] "coordinatesystem" ["shader"]
のような一行が見当たらない。

Attribute "dice" "binary" [1]←これを挿入
WorldBegin
Sides 2
AttributeBegin
Attribute "identifier" "name" "Design"
Surface "plastic" "Ka" [1] "Kd" [1] "Ks" [0] "roughness" [0.0999999] "specularcolor" [1 1 1]
AttributeBegin
Attribute "identifier" "shadinggroup" "disp2"
TransformBegin
Transform [1 0 0 0
0 1 0 0
0 0 1 0
0 0 0 1]
Attribute "displacementbound" "sphere" [0.2] "coordinatesystem" ["shader"]←これを挿入
Displacement "LGBrickBump"
"jagged" [0.006]
"brickwidth" [0.25]
"brickheight" [0.08]
"mortarthickness" [0.01]
"rowvary" [0.25]
"pitting" [0.01]
"pockfrequency" [10]
"groovedepth" [0.01]

と書き込んでみた。
レンダリング時間はかかるけど、きれいにできました。なかなか勉強になります。
ありがとうございます。
spheres1.JPG
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MacRenderManのシャドーマップ

Presenter3Dでは、レイトレーシングもできるが、ここはあえてMacRenderManを使っていろいろ実験中。
ずっと、やってて床面にモアレ模様が気になっていた。
通常は、
Hider "hidden" "string depthfilter" ["midpoint"]
と一行加えるところだが、MacRenderManはバージョン古いんで対応していない。

Presenter3DのRenderManのDefault Setting部分に
Shadow Qualityの設定があった。
デフォルトはStandardになっている。
ここをFineに設定してレンダリングしたら、モアレ模様は消えてくれました。ありがたい。
RIB出力するとシャドーマップのサイズが小さいからですね。

ChunkyはFormat 128 128
StandardはFormat 256 256
FineはFormat 512 512

ということで、以下の画像をつくってみました。
ちなみにShaderは、BMRTのシェーダをMacの改行コードに変換。大文字ファイル名を小文字に一括変換し、PixarShaderAppで変換した。
多少、コンパイルエラーがありますが、大体使えて面白いです。

Chunky
sphere_chunky3.JPG

Standard
sphere3_std.JPG

Fine
sphere3.JPG
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